2009年12月04日

鰹節

鰹節(かつおぶし)は、カツオの肉を原料とする日本やモルディブの保存食品。
基本的には魚体から頭、鰭、腹皮と呼ばれる腹部の脂肪の多い部分を切り落とし、三枚以上におろし、「節」(ふし)と呼ばれる舟方に整形してから加工された物を指して鰹節と言う。

加工工程の差異によって、鰹を茹で干したのみのもの(なまり節)、それを燻製にした荒節(あらぶし)、さらにカビを付けることにより水分を抜きながら熟成させた枯節(かれぶし)がある。通常よく知られている鰹節はカビまで生やしたものであるが、いずれも広くは鰹節と呼ぶ。「鰹節」の称は燻製法ができる江戸時代以前から既に用いられている。

食べる際には、かんなに似た歯を持つ削り器で削るのが伝統的な方法で、削りたては風味が高いが、手間が掛かるため、現在では工場で削って、窒素封入によって酸化を防いだ包装の削り節(けずりぶし)や花鰹(はなかつお)として購入することが日本では主流となっている。

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うま味成分のイノシン酸を多量に含有し、調味料として好んで用いられる。ビタミンB群など栄養分を豊富に含む。カビを生やした枯節には、うま味成分やビタミン類が他の鰹節より多く含まれ、高級品として扱われている。

鰹節が広く伝統的な食習として定着している国は、日本以外ではモルディブのみである。モルディブにおける鰹節は、日本の鰹節においてみられるカビ付けの工程はないものの、それ以外は一致している。さらに、モルディブは日本よりも鰹節の歴史が古い。これは、交易によりモルディブから東南アジアを経由して日本に鰹節の製法がもたらされ、その後日本においてカビ付けの工法が考案されたことを示している。これにより、沖縄が日本における鰹節の最古と言われている。この他、20世紀に日本が統治をしていた歴史がある台湾では、日本食品として鰹節の利用も根付いており、台東市で製造されており、麺線などの台湾料理のスープを取るのにも用いられる。

2009年11月29日

アレンドロネート

アレンドロネート
第二世代ビスホスホネート製剤である。フォサマック®やボナロン®といった商品が知られている。錠剤が食道にながく停滞すると食道障害がおこるリスクがあると考えられており、180mlの水とともに内服し、服用後30分は横にならない、水以外の飲食や他の薬剤の経口摂取しないといった条件がある。週一回の投与が一般的である。
リセドロネート
第三世代ビスホスホネート製剤である。アレンドロネートと用法もほぼ同じである。アクトネル®、ベネット®は経口剤のため骨粗鬆症にも用いられる。同じ第三世代でもインカドロネート(ビスフォナール®)やゾレドロネート(ゾメタ®)は注射薬のため悪性腫瘍による高カルシウム血症で用いられる場合が多い。ゾレドロネート(ゾメタ®)ならば年に一回の投与で効果があるとされている。

ラロキシフェン
SERMである。エストロゲン受容体に対するパーシャルアゴニストであり、骨代謝ではエストロゲンアゴニスト、骨外ではアンタゴニストとして作用するため、高脂血症、乳癌のリスクも低下させる。商品名はエビスタ®である。
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第一世代ビスホスホネート製剤である。骨Paget病でも用いられる。ダイドロネル®という商品が知られている。骨軟化症のリスクがあるため、2009年現在は殆ど用いられない。

活性型ビタミンD3製剤
カルシウム摂取量が少ない日本では重要な位置を占める薬物である。アルファカルシドールであるワンアルファ®、アルファロール®といった商品が有名である。カルシトリオール(商品名ロカルトロール®)は肝臓や腎臓における活性化の必要がなく、臓器障害があるときは好まれる。近年はフォレカルシトール(ホーネル®、フルスタン®など)といった強力な薬物も用いられる。

2009年11月23日

1980年代よりマイコン制御を取り入れる機種が登場

1980年代よりマイコン制御を取り入れる機種が登場して多機能化(時計を内蔵し、タイマー設定も2つまで記憶できるなど)も進み、1990年代にはマイコンによる各種機能によって好みの炊き加減(硬い、柔らかいなど)が選択出来るように成った他、玄米や麦飯など、健康ブームにも関連して、様々な食品が調理できるものも登場している。中には蒸し器としても利用できる機種もある。

なお1980年代末には早くもIH方式による加熱を採用した機種も登場した[5]が、これらでは様々な設定の組み合わせて加熱を細かく制御する事により、よりおいしいご飯が炊けるような工夫をしている。IH炊飯器には心臓ペースメーカーに影響を与える機種もある。圧力釜仕様の製品では1.2気圧?1.7気圧程度(家庭用は法規制で1.4気圧程度迄)の圧力がかかるようにして沸点を100℃より高くしたり、高価な機種ではスチーム加熱などの機能を備えていることが多い。
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1990年代には、中国で、機能は限られるが安価な炊飯器が大量に生産されるようになり、日本を含む各国に輸出されるようになった。このため、日本のメーカーは商品の機能を増やすなど、付加価値をつけることで対抗することとなった。

2000年代になり、内釜に金属以外の素材を使用し、遠赤外線の作用などによって、ご飯の風味が良くなることを特徴とした高級品が出現し、注目を集めている。三菱電機は「本炭釜」と称する炭素材削り出しの内釜を使用した高額商品を販売した。また、有田焼などの陶器の内釜を使用した商品もある。陶器を使用した粥や生薬用の電気調理器具は中国に1980年代からあり、近年は炊飯器も製造されている。

2009年11月04日

台湾の鉄道は

台湾の鉄道は、国営の台湾鉄路管理局(略称は台鉄)の路線が台湾を一周しており、自強号(日本の特急に相当)、莒光号(日本の急行に相当)、復興号(日本の準急に相当)、区間車、区間快車、普快車(共に日本の普通列車に相当)が各都市を繋いでいる。以上は機関車(電気・ディーゼル)が客車を牽引する編成であるが、これとは別に通勤電車と称される電車が大都市近郊を走っている。なお、台湾では列車のことを「汽車」ではなく「火車」と呼ぶ。

市内や近接地区を結ぶ鉄道交通ネットワークとしては日本の地下鉄や新交通システムに相当する捷運(MRT)が運行されている。1996年に台北市政府による最初の捷運として台北木柵線が、翌年には淡水線の一部区間が開業した。2008年3月には高雄市において高雄捷運の開業し、他の都市でも捷運路線の建設または計画がなされている。
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台湾を代表する台北・高雄を連絡する都市間鉄道として、2007年1月に両都市を最高速度300km/hで運行する台湾高速鉄道が開通した。日本の新幹線車両(700T型)を導入し、台湾初の大型BTOとして建設・運営が行なわれている(台鉄の路線ではない)。日本の新幹線技術の初めての海外輸出となったが、受注の混乱や、各国の技術が混在する折衷型システムにより開業までに様々な問題が発生した。開業後は既存の縦貫線で最速3時間59分であった所要時間を87分に大幅に短縮し、また料金も自強号と航空機の中間に設定するなど大きな競争力を有している。

2009年10月27日

日本春蘭

日本春蘭(にほんしゅんらん)とは、東洋ランとしてのシュンランの呼称である。

東洋ランは古くから中国でランが栽培されていたものであり、それが日本に持ち込まれたものから始まっている。その中で中国春蘭の一茎一花(いっけいいっか)は日本に自生するシュンランにごく近いものである。そこで、日本のシュンランでも同様のものがないかと探し始めたのが日本春蘭の始まりである。

実際に日本春蘭の品種が取り上げられ始めたのは明治後期以降に柄物が取り上げられたのが始めであり、昭和に入って花物にも目が向けられるようになり、品種の数も多くなった。現在でも新しい品種探しが行われ、各地の愛蘭会で新品種が登録されている。
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洋ランでは種間などの交配による新品種の作出が行われ、さまざまな品種が作り出されてきたが、東洋ランではそのようなことは行われなかった。主として野外の株の個体変異の中から、わずかの違いをも区別し、それに品種名をつけることを行なってきた。繁殖は、親株からの株分けのみに頼ることになる。そのため、類似した形質の株が見つかると、品種の区別はややもすれば困難な場合があり、熟練しなければ区別困難なものも多い。偽物が出回る場合があり得る。

日本春蘭の品種は、鑑賞の対象によって大きく二つに分かれる。花を見る花物と葉を鑑賞の対象とする柄物である。

2009年10月18日

ジャンル別の指定物件概要

2009年(平成21年)現在国宝の建造物は神社37件、寺院154件、城郭8件、住宅13件、民家0件、その他3件、計215件である。なお、ここで言う「住宅」は城郭の御殿、社寺の書院、客殿などを指し、「民家」は町屋、農家などを指す。民家の国宝指定物件はない。また、洋風建築の国宝は長らく大浦天主堂(長崎県)のみであったが、2009年に旧東宮御所(迎賓館)の指定が答申された。明治以降の作品が指定されたのはこれが初めてである。

1972年(昭和47年)に法隆寺綱封蔵が指定されて以後、国宝建造物の新規指定は25年間にわたり行われていなかったが、1997年(平成9年)には正倉院正倉と瑞龍寺(富山県)仏殿・法堂・山門が指定された。
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異色の指定物件としては元興寺と海龍王寺(ともに奈良県)の五重小塔がある。元興寺塔は高さ5.5メートル、海龍王寺塔は4メートルほどの小品で、当初から屋内に置かれたものだが工芸品ではなく建造物として国宝に指定されている。

国宝指定物件には仏画、絵巻物、肖像画、水墨画、障壁画など各種のものがある。古墳壁画では高松塚古墳壁画が2008年(平成20年)現在、唯一の指定物件である。平等院鳳凰堂壁扉画、醍醐寺五重塔初層壁画、室生寺金堂壁画のように、国宝建造物の一部が「絵画」としても国宝に指定されているものもある。日本の作品だけでなく、古くから伝来していた中国(宋・元)の絵画で国宝に指定されているものも多い。

2009年06月18日

ベンゾジアセピンは重要な副作用となる筋弛緩作用

ベンゾジアセピンは重要な副作用となる筋弛緩作用の強さにて投与量は決定されているため、個々の薬剤で抗不安作用や鎮静作用、抗てんかん作用の強さは異なる。一般に抗不安作用が強いものは抗不安薬に鎮静作用が強いものは睡眠薬に分類される。うつ病などに効果的と考えられているものはセルシン、ワイパックス、デパス、セパゾン、コンスタン、メイラックス、セディール(高セロトニン薬)などである。高齢者など筋弛緩作用が強いと脱力の危険がある人には筋弛緩作用の弱いと考えられているリーゼ、コンスタン、メイラックス、セディールを用いることが多い。また不穏や興奮で救急の場面で鎮静効果を期待して用いやすいものとしてはセルシン、ワイパックス、レキソタン、デパス、コンスタンである。屯服で用いやすいものとしては作用時間が短くかつ作用が強いものでありコンスタン、レキソタン、デパス、ワイパックスなどがあげられる。代謝が単純なものとしてはワイパックスやセレナールがあげられる。
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ラクロス
ダイエット
ロデオ
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ホッケー
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熊本の湯めぐり
食の文化
お寺案内
骨の調べ
地震のおこり
筋肉事典
湯・香川
アロマ広場
チョコレート戦争

主なベンゾジアゼピン系睡眠薬 [編集]
超短期作用型
トリアゾラム(商品名:ハルシオンなど)
短時間作用型
ブロチゾラム(商品名:レンドルミンなど)
ロルメタゼパム(商品名:エバミール、ロラメット)
短-中時間作用型
中時間作用型
ニトラゼパム (商品名 : ベンザリン、ネルボンなど) 最初のベンゾジアゼピン系催眠薬である。
フルニトラゼパム(商品名:サイレース、ロヒプノールなど)
ニメタゼパム(商品名:エリミン)
エスタゾラム(商品名:ユーロジン)
クアゼパム(商品名:ドラール)
長時間作用型
フルラゼパム(商品名:ダルメート、ベノジール)

2009年05月31日

会見血税一揆

鳥取県会見郡の一揆は、明治6年6月19日から6月26日(23日とも)に起こった。別名を「竹槍騒動」、「会見郡徴兵反対一揆」などと言い、「徴兵令の反対、太陽暦・小学校の廃止」などをかかげて、激烈な打毀しを展開した。6月19日、会見郡谷川村において洋服を着た小学校教員が、同郡古市村では巡回中の羅卒が「血取人」と間違われて襲撃されたのを発端に、20日には会見郡各地に拡大した。一揆勢は各地の戸長宅などを打ち壊し、小学校などもその被害に遭った。21日、日野川河川敷に集結した一揆勢は米子町の県米子支庁に嘆願書を提出、いったん解散した。米子支庁は大阪鎮台などに応援を求めたが、到着は解散後であった。鎮静後には県側による大規模な取締りが行われ、処分されたのは1万1907人、そのうち1人が終身刑となり、罰金の総額も2万4817円に上った。
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西讃竹槍騒動 [編集]
西讃竹槍騒動(西讃農民騒動とも)は、名東県豊田郡・三野郡・多度郡・那珂郡・阿野郡・鵜足(うたり)郡・香川郡の7郡で6月27日(6月26日とも)から7月6日にかけておきた。放火された村の数は約130村、農民側死者50名、官軍側死者2名。このうち、この一揆がはじまったのは、三野郡下高野(しもたかの)村であった。

この一揆のきっかけにはこの様な話が伝わっている。下高野村の夕方のこと。ひとり蓬髪の女が2人の女の子を抱え、手には竹槍を持ちどこかに飛び出していった。この女を捕まえた下高野村の住民が、「子ぅ取り婆あ」があらわれた、と言って騒いだという。そのころ、「徴兵検査は恐ろしものよ。若い児をとる、生血とる」という歌がはやっていたのも関係するらしい。戸長が取調べを行おうとしたが、それを不服としたものたちが戸長に暴行、それに群集が興奮し次第に数を増していき、2万人に達した。

26日豊田郡萩原村(現観音寺市大野原町萩原)へ向かって進んだのち、翌27日には、騒ぎは三野、豊田、多度郡全域に広がり、さらに東へと広がっていった。

6月28日、名東県高松支庁は高松営所を派遣し、はやくも6月29日には優勢にたった。そして7月6日これをほぼ鎮圧した。逮捕約282名、うち死刑7名、懲役刑50名(または51名)など、刑に処された者は16,839名(または16,606名、16,654名)にものぼった。

農民の要求は「徴兵令反対、学制反対」また、『肉食行はれしより牛価騰貴貧民困却』と唱えた。これは、牛食が認められると、それが耕作に必要な牛の値まであげ、農業生産を圧迫するのだ、という理屈からきたものであったらしい。農民たちは焼き打ち、打毀し、戸長事務所、小学校、戸長宅、邏卒出張所や民家など計599箇所を破壊した。

また、小学校への毀焼も激しかった。破壊された599箇所のうち48が小学校の数である。一揆をおこした農民は徴兵以外にも、新政のいろいろに不満をもっていたが、1872年に施行された学制に対するそれも大きかった。学校経費として丸亀・多度津では一年につき最下層でも25銭の負担が住民に課せられ、辛いものであったとされる。一揆の鎮圧後、名東県は「速かに学校を興すべき達」というお達しをだし、小学校の復興をいそいだ。

血税 [編集]
血税とは、フランス語の「impôt du sang」の直訳である(impôt=税、sang=血)。この言葉が、1872年11月の徴兵告諭の一節に使われており、そのために農民が誤解して一揆がおこったのだ、という説がある。

「徴兵告諭」の一節:「凡ソ天地ノ間一事一物トシテ税アラサルハナシ以テ国用ニ充ツ然ラハ則チ人タルモノ固ヨリ心力ヲ尽シ国ニ報ヒサルヘカラス西人之ヲ称シテ血税と云フ其生血ヲ以テ国ニ報スルノ謂ナリ」(原文正字)
この説は、無知蒙昧な農民が、西洋人がひとの生き血をほしがり政府を仲介して手にいれようとしていると勘ちがいしたのだ[1]、とする。実際、下記の様な話がある。しかし、血税云々というのは、俗説のたぐいでしかない、という説もある。

2009年04月28日

中央ヨーロッパ

中央ヨーロッパ (英Central Europe、独Mitteleuropa) はヨーロッパの中央部に位置し、西ヨーロッパと東ヨーロッパに挟まれた歴史的、文化的世界である。中欧とも。以下の国が代表的な現代中央ヨーロッパの国々である。

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建売・分譲関連マネービジネスガイド

ドイツ
オーストリア
スイス
リヒテンシュタイン
スロベニア
ポーランド
チェコ
スロバキア
ハンガリー
スイスを含めない分類、スロバキア・ハンガリーを含めない分類もある。

(ドイツ、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、スロベニアの5か国はアルプス諸国とも呼ばれる。ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーの4か国はヴィシェグラード・グループという地域協力機構を作っている。)
中欧のカトリック化はラテン語圏(具体的には神聖ローマ帝国)を通して行われ、西欧との一体性が強い。また近世にはオーストリアのハプスブルク王朝の支配下に置かれ特にドイツ語圏の影響が強くみられる。ウィーンは地理的にはハンガリー、チェコ、スロバキアからも中心に位置し、ハプスブルク王朝の領土そのものを指して中欧でありウィーンは中欧の首都の機能をもっていた。

第二次世界大戦後、これらの地域の多くはソ連圏に入り、東欧と呼ばれてきたので、この当時は中欧の概念は忘れられたかに見えるほどだったが、1989年から1991年にかけての東欧革命による共産党政権の崩壊による民主化によって中欧は再び蘇った。ベルリンの壁崩壊後はロシアの影響力が後退して西欧の影響力が復活し、2004年には中欧地域がすべてヨーロッパ連合に加盟するに至った。

東欧の印象は現在も強いが、以下のような文化的な違いがある。 ポーランドやチェコは民族や言語の区分ではスラヴ系に分類されるが、歴史的文化的区分ではスラブの中心とされるロシア世界とは一線を画している。 歴史的にはローマ・カトリックを受入れ、正教会とは区別される文化に属していた。 宗教がほとんどすべてを規定していた時代のためその影響は今日から考える宗教的なものにとどまらない。たとえば、ポーランド、チェコ、ハンガリーの文字はロシア系のキリル文字ではなくラテン文字である。 東ローマ帝国の領土であった南東欧(バルカン諸国)はビザンティン文化とよばれる中欧とは異なる文化的基盤を持っていたが、ポーランドなどは現代も熱心なカトリック国である。
あらゆる地域的区分「アジア」や「アフリカ」なども実質は相対的、恣意的、便宜的なものであり、世界は歴史的にも地理的にもダイナミックな流動性を備えている。中欧の概念も必ずしも固定的ではなく、時代に応じて変動している。

歴史的には、中欧地域はヨーロッパの中心がローマであった古代ローマの時代からルネサンスの時代にかけては、中央ヨーロッパが"ローマから見て"「北部」であり、「北部」と呼ばれていた。 中世には大国であったリトアニアはポーランドの影響の下にカトリック化しており、さらにポーランドと連合王国を形成するに至って中欧地域に入ったが、その後、ロシアの支配下に置かれることによって中欧からは離脱した。 エストニアやラトビアも中世にはドイツ騎士団に征服されたカトリック地域(現在はプロテスタント)であるが、リトアニアと合わせこれらバルト三国は中欧には含まれない。また北欧とも関係が深く、北東ヨーロッパとも呼ばれる事もある。最近のバルト三国は、北欧に含まれる事があるが、3国とも旧ソヴィエト連邦構成国であることから、一般には東欧とみなされ、北欧とする扱いは一般的ではない。

2009年04月12日

阿加流比売神

阿加流比売神(あかるひめのかみ)は、日本神話に登場する神である。

『古事記』では新羅王の子である天之日矛(あめのひぼこ)の妻となっている。『日本書紀』では意富加羅国王の子である都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)が追いかける童女(名の記述はない)のエピソード同一である。記紀で国や夫や女の名は異なっているが、両者の説話の内容は大変似通っている。

古事記 [編集]
『古事記』では応神天皇記に記述がある。

昔、新羅のアグヌマ(阿具奴摩、阿具沼)という沼で女が昼寝をしていると、その陰部に日の光が虹のようになって当たった。すると女はたちまち娠んで、赤い玉を産んだ。その様子を見ていた男は乞い願ってその玉を貰い受け、肌身離さず持ち歩いていた。ある日、男が牛で食べ物を山に運んでいる途中、天之日矛と出会った。天之日矛は、男が牛を殺して食べるつもりだと勘違いして捕えて牢獄に入れようとした。男が釈明をしても天之日矛は許さなかったので、男はいつも持ち歩いていた赤い玉を差し出して、ようやく許してもらえた。天之日矛がその玉を持ち帰って床に置くと、玉は美しい娘になった。

天之日矛は娘を正妻とし、娘は毎日美味しい料理を出していた。しかし、ある日奢り高ぶった天之日矛が妻を罵ったので、親の国に帰ると言って小舟に乗って難波の津に逃げてきた。その娘は、難波の比売碁曾の社に鎮まる阿加流比売神であるという。

日本書紀 [編集]
『日本書紀』では垂仁天皇記に記述がある。

都怒我阿羅斯等は自分の牛に荷物を背負わせて田舎へ行ったが、牛が急にいなくなってしまった。足跡を追って村の中に入ると、その村の役人が、「この荷の内容からすると、この牛の持ち主はこの牛を食べようとしているのだろう」と言って食べてしまったという。都怒我阿羅斯等は牛の代償として、その村で神として祀られている白い石を譲り受けた。石を持ち帰って寝床に置くと、石は美しい娘になった。

都怒我阿羅斯等が喜んで娘と性交しようとしたが、目を離したすきに娘はいなくなってしまった。都怒我阿羅斯等の妻によれば、娘は東の方へ行ったという。娘は難波に至って比売語曾社の神となり、また、豊国の国前郡へ至って比売語曾社の神となり、二箇所で祀られているという。

摂津国風土記逸文 [編集]
『摂津国風土記』逸文にも阿加流比売神と思われる神についての記述がある。

応神天皇の時代、新羅にいた女神が夫から逃れて筑紫国の「伊波比の比売島」に住んでいた。しかし、ここにいてはすぐに夫に見つかるだろうとその島を離れ、難波の島に至り、前に住んでいた島の名前をとって「比売島」と名附けた。

解説 [編集]
『古事記』の阿加流比売神の出生譚は、女が日光を受けて卵を生み、そこから人間が生まれるという卵生神話の一種であり、類似した説話が朝鮮に多く伝わっている。例えば高句麗の始祖東明聖王(朱蒙)や新羅の始祖赫居世、伽耶諸国のひとつ金官国の始祖首露王の出生譚などがそうである。

『古事記』に記述された「難波の比売碁曾社」に相当する神社として大阪市東成区東小橋の比売許曽神社があるが、現在、この神社の主祭神は大国主の娘の下照比売命とされている。他に、アメノワカヒコの従者であるアメノサグメと同一視されることもある。

『摂津国風土記』逸文の比売島と同名の姫島神社が大阪市西淀川区姫島町にあり、阿迦留姫命(神社伝承による)が住吉大神とともに祀られている。ほかに、大阪市平野区平野東の赤留比売命神社(三十歩神社)にも阿加流比売神が祀られている。

「豊国の比売語曾社」は、大分県姫島の比売碁曾社である。『豊前国風土記』逸文にも、新羅国の神が来て河原に住んだので鹿春神というとある。

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